フランス杯 男女SP~テレビ観戦
いやいや、テレ朝さん、あちこちに色んなものを散りばめた力の入った放送でした。![]()
【男子SP】
小塚 崇彦 :テイクファイブ。3Lz-3T、3Aと小気味よく決めていたのに、フライングシットスピンで着氷に失敗し転倒。しかし、失敗を引きずらず最後まで滑りきった。気持ちをコントロールできた感じです。スケアメの優勝も自信につながっているのでしょうか、滑りの良さがますます磨きがかかった感じがしました。
パトリック・チャン :Tango de los Exilados。3A、3F-3T、3Lz。滑りの良い選手が続きます。小塚くんよりも体を大きく使えている感じで、スケールの大きさを感じます。
ブライアン・ジュベール :RISE。冒頭の4T-3Tが気負い過ぎたのか、1Tに抜けてしまう。しかしそれを引きずらずに、力強い3A、3Lzと決める。ステップには細かい動きが入っていて楽しませてくれた。
【女子SP】
キャンディス・ディディエ(FRA) :ブルース・フオー・クロック。紫の衣装。ステップからは3T、3Lz-2T、2Aと決める。すらっと背が高く、ジャンプやスピンなど技が決まると映える。上位選手と比べると、動きが少なく若干の物足りなさはあるものの、パーソナルベストの良い演技でした。
ベアトリサ・リャン(USA) :魔法使いの弟子。いきなりフライングシットスピンから始まる珍しい構成。彼女はスピンから始まるプログラムが多いですね。コンビネーションの予定だった3Lzで転倒してしまったので、セカンドジャンプがなくなってしまいました。
エレーネ・ゲデバニシビリ :キャバレー。昨季と同じプログラム。若干衣装は変えているものの雰囲気は同じ。3-2の予定が、1Lz-3Tに。以前もこういうミスありましたね。セカンドに3回転をとっさにつけてしまうのだから、底力はあるのだが・・・。2Sになり、2A転倒とジャンプミスが目立ってしまった。
エミリー・ヒューズ :アイ・ガット・リズム。黄緑の目立つ衣装。3Fは降りたように一瞬見えたが転倒。3Lz<-2T。ジャンプが決まらなかったので点数は出ませんでしたが、元気いっぱいな彼女は顕在です。
ジョアニー・ロシェット :サマータイム。2A成功し、3-3の予定が・・・。3Fで曲がってしまって転倒。力んじゃったのでしょうか。しかしミスを引きずらずに他の要素はしっかりとこなしていく。安定感のある演技で、ぐいぐい観客を引き込んでいく。
キャロライン・ジャン :ラ・バヤデール。3F-3T降りたように見えたが、スローでみるとセカンドは回転不足。3Lz降りるも、2Aは全くタイミングが合わず跳びあがれない状態に。シットスピンにしろ、パールスピンにしろ、スピンは絶品です。
浅田真央 :ドビュッシーの月の光。冒頭が3F-1Loに。フリップで回りすぎて降りてしまって、ループがうまく上がれなかった感じ。で、課題のルッツは・・・。2Lzに。かなり改善されましたね。一見みた感じではアウトに乗っている感じですが、スローで見ると飛び上がる寸前にフラット~若干インな感じです。エッジを気にし過ぎて、飛び上がってからうまく体をまとめる事ができなくって2回転になってしまった感じでした。スパイラル。イーグル→2A。実は、これちょっとすごいって思いました。何って、イーグルの方向が右方向のアウトに乗っているのです。これってS字のカーブを描いて2Aを行っているのです。ほとんどの選手は左方向のイーグルから2Aをしており、同じ円のカーブの上を滑っているのです。体幹が鍛えられたからでしょうか、ステップに安定感が増しました。仰向けキャメルのヨナスピンもやっていましたね。
確かに今回の真央ちゃんは覇気がありませんでした。曲も静かなので物足りない部分もありました。ジャンプのミスがありつつも、いとも簡単に難しい事をやってしまう真央ちゃんはやはりすごい。今回は月に雲がかかっていたのでしょう。これが輝きだした時は恐ろしい気がします。
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